2023-05-09

目の疲れにお灸

パソコンやスマホを長時間使用する方は、目の痛みや疲れ・かすみ・乾燥などの症状を感じたことがあるのではないでしょうか?コンピューター、タブレットを用いた作業を「VDT(Visual Display Terrninals)作業」といい、VDT作業による健康障害は社会問題になっています。

VDT作業では画面を見るのに目を凝らし、目の周囲の筋肉が緊張状態になります。そうすることで目の周囲の血流は悪くなり、この状態が慢性化していくと眼精疲労になる恐れがあります。そしてVDT作業の特徴に瞬目(まばたき)の回数が減少するとされています。瞬目が減少することで、角膜や角膜上の涙液が蒸発して少なくなり、目の乾燥を引き起こします。これがドライアイです。場合によってはその状態で瞬目をすることで角膜に傷がついてしまいます。

そこで当院のオススメは『目温灸』です。

目温灸

丸い箱の中に網があり、そこに煙の出ないお灸を入れて使用します。施術時間は約20分。お灸で目と目の周りを温めることで、目と目周りの血流改善・筋緊張の緩和・目の使いすぎによって亢進してしまった交感神経を抑制させ、リラックスさせる効果があります。これらの効果によって、目のピントを合わせる毛様体の筋緊張が緩和し、近法視点の調節が改善されます。マイボーム腺からは目の表面の涙が乾燥しないようにする皮質分泌を促し、目の乾燥を防ぐことが出来ます。

当院は全室個室の施術室なのでリラックスしながら施術を受けることが出来ます。目の疲れを感じていたら、お仕事帰りなど気軽にご利用ください。

 

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<お灸クラブ>
2023年5月17日(水)12:15-12:45 「眼精疲労」

(文/浦田舞子)

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