2025-08-01
失眠|しつみん
失眠(しつみん)
<8月に多いトラブル>
夜間の気温が25℃以上の熱帯夜が増えてきた日本の夏。大阪では今年6月17日に熱帯夜が初観測され、昨年と比べると14日早く観測されました。今後も熱帯夜が頻発すると予測されており、夜間熱中症に注意と呼びかけられています。
当院に来院される方の中で最近「寝付きが悪い」「睡眠中に何度も目が覚める」など、睡眠の質が悪く、疲れが溜まっていることで体の不調を感じている方が多くみられます。夏の時期はこのように不眠になりやすく、原因の一つとして体温調節の困難さが関係しています。
私たちは眠りにつく際、深部体温(体の内部の温度)が下がることで、スムーズに睡眠に入ります。しかし、夏は気温や湿度が高く、体からの熱放散が妨げられ、深部体温が下がりにくくなり、途中で目が覚めてしまったり、眠りが浅くなったりすることが分かっています。
このツボは高ぶった神経を鎮め、眠気を誘う効果があるとされています。神経を鎮めると副交感神経が優位になります。副交感神経は血管を拡張し、体温を放熱するので深部体温が下がりやすくなり、スムーズな睡眠に繋がります。
暑い日はまだまだ続きます。エアコンで冷えすぎないように室温管理しながら、このツボを睡眠前に刺激をして良質な睡眠を取るようにしましょう。
<このような症状に>
寝付きが悪い、夜中に目が覚める、熟睡感がない
<ツボの場所>
かかとの中央の少し凹んだ部分。
<ツボ押しのコツ>
ほどよい刺激を感じる程度の強さで、ゆっくり押してゆっくり離しましょう。 (6秒×5回程度)
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(文/浦田舞子)
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