せんねん灸
2022-01-17

セルフケアにお灸

普段お灸に馴染みのない方の多くは、お灸に対してネガティブな印象をお持ちです。
しかし、セルフで行うお灸は簡単に使用することができ、様々な効果が期待できる万能なものです。
近年ではテレビや書籍などのメディアでも多く取り上げられるようになりました。
当院では積極的にお灸をオススメしており、お灸クラブの開催や、お灸の販売も行っています。
このコラムを読んでいただき、お灸を試すきっかけになればと思います。

お灸とは?

使用されるお灸の多くは「もぐさ」からできており、もぐさは乾燥させたよもぎから精製されています。よもぎ自体に血行促進作用やリラックス作用などがあり、ヨーロッパではハーブの女王と言われています。

お灸の種類は、お灸を直接皮膚上に乗せて着火させる「直接灸」と、お灸と皮膚の間を空けて行う「間接灸」に大別されます。実際にセルフケアで用いるお灸の多くは「間接灸」ですので、火傷のリスクも低くなっており、安心して使用いただけます。

お灸の効果

お灸には、よもぎの成分による作用の他にも、様々な効果があります。

お灸を始める理由として多いのは、腰や膝などの痛み・肩こり・冷え症などといった症状です。
それらはお灸をすることで身体に温熱刺激が加わることで、
・血行が良くなる
・免疫力を高める
・痛みを鎮める
などといった作用をもたらし、その結果、痛みやこり、冷えといった症状に効果が期待できます。

その他にも、ツボを刺激することでツボそれぞれが持つ効果にも期待ができます。

当院を利用しており、実際にセルフケアとしてお灸をしている方からは、
・足がぽかぽかして気持ち良い
・肩こりが楽になった
・膝が軽くなり歩くスピードが速くなった
などといった声をいただいています。

セルフケアで使用するお灸

セルフで使用するお灸は、シールを剥がし火をつけてツボに置くだけの作業で、簡単に行うことができます。
また、お灸には熱いといったイメージを持つ方も多いと思いますが、熱さにはソフトなものもありますので、お好みの温度のお灸を使用していただくと良いです。
他にも煙の出ないタイプや、火を使わないものもあり、簡単に行うことができます。


せんねん灸太陽はシールを剥がして貼るだけなので、初心者の方でも簡単に使用することができます。また、衣服の下に貼ったまま外出もできるので、多くの方にご愛用いただいています。

自宅でお灸をするときの注意点

よく「熱さは我慢した方が良いの?」という声を聞きますが、実際には熱さを我慢する必要はありません。ほどよい温かさで、気持ち良いと感じる程度で十分です。万が一皮膚に火傷や発疹などの症状が現れば、医師に相談をしてください。
また、お灸のタイプによって使用方法が異なるので商品説明書をよく読むようにしてください。

最後に

正しいセルフ灸の使い方や、症状に応じたツボを知っていただくため、毎月お灸クラブを開催しています。
初心者はもちろん、日頃からお灸を日課としている方の参加も可能ですので、ぜひお申込みください。

お灸クラブについて:https://acu.mscomplex.jp/mox-club-info/

M’s鍼灸院 TEL:06-6841-5724

M’s鍼灸院公式LINEアカウント:@188nify 

受付:平日9時-20時/土祝9時-13時/日曜定休日

(文/上加世田裕也)

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