2022-10-27

お灸を知ろうNo.3

ツボとお灸について

ツボは東洋医学では経穴(けいけつ)とも呼ばれ、世界的に認められているその数は361個、中には左右対の経穴もあり、全身には約700個の経穴が存在しています。また、名前や位置が特定されておらず、押したときに痛みなどの反応が現れたりしこりがあったりする場所も、ツボの一つとされます。
これらをお灸の温熱刺激により、身体に様々な効果をもたらします(鍼やマッサージの刺激も同様)。
ツボを温熱刺激することで、なぜ効果が現れるのかについて、様々な考え方があります。

お灸

ツボを刺激することで生きるのに必要なエネルギー「気」や、全身の組織に栄養を与える「血」、全身を潤す「津液」を調整することで、身体の不調を改善します。また、ツボの多くは全身を縦横に走る経絡(けいらく)に存在し、経絡を通して臓器や身体の各部分とつながっているため、離れた場所にも様々な効果をもたらします。
※ここでいう臓器とは、肝・心・脾・肺・腎などの東洋医学的な考えのことをいいますが、西洋医学の臓器の考え方とは異なります。
実際に経穴や経絡に基づく東洋医学の治療方法によって、痛みの症状が緩和することは実証されています。

これに対して、近年では、ツボには神経や血管が豊富に存在し、お灸で温熱刺激することで身体に存在する様々な痛みを抑えるシステムを活性化し、痛みを抑えていると考えられています。

お灸は様々な症状を予防、改善するのに効果的で、日々のセルフケアにおすすめです。

セルフ灸

M’s鍼灸院では、お灸を積極的に取り入れた治療を行っています。
また、お灸を学び、セルフケアに取り入れていただけるよう、お灸クラブを月3回開催しています。こちらも気軽にご参加ください。
せんねん灸セルフケアサポーターの関が、みなさんにお灸を知って使っていただけるよう、お灸の魅力を定期的に発信していきたいと思います。
次回はお灸の原料もぐさについてご紹介します。

(文/関一馬)

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