頷厭（がんえん）

＜4月に多いトラブル＞

春は朝晩や日によっての寒暖差が大きいため、それに対応しようと体が受けるストレスや、新年度ということで新しい環境になり、慣れない状況に対応するため精神的ストレスを受けやすくなります。ストレスを受けると体がこわばって緊張しやすくなり、「緊張型頭痛」が起こりやすくなります。

この頭痛は筋肉が緊張し、血管が収縮することで痛みが起こります。デスクワークが多く、頭痛が出やすい方もこのタイプの頭痛の可能性があります。頷厭を刺激することで頭の筋肉の緊張が緩和し、血行改善することで「緊張型頭痛」の解消に繋がります。春は暖かくなり、気持ちの良い季節ですが、このような環境で頭痛を感じたらこのツボを刺激してみてください。

＜効果＞

頭痛、眼精疲労

＜ツボの場所＞

こめかみよりやや上で、髪の生え際に位置し、口を開け閉めしたときに動きを感じられるところ。

 

＜ツボ押しのコツ＞

ほどよい刺激を感じる程度の強さで、ゆっくり押してゆっくり離しましょう。 （6秒×５回程度）

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