2026-06-01
陰陵泉|いんりょうせん
陰陵泉(いんりょうせん)
<6月に多いトラブル>
梅雨の足音が聞こえてくる6月。ジメジメとした湿気とともに、「体が重だるい」「夕方になると靴がきつい」といった足の浮腫(むくみ)に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
6月は気圧が下がり、空気中の湿度が高くなります。東洋医学では、この過剰な湿気を「湿邪(しつじゃ)」と呼び、体に溜まると水分をコントロールする「脾(ひ)」の働きを弱めてしまうと考えられています。さらに、エアコンの効き始めによる「冷え」や、冷たい飲み物の摂りすぎも水分代謝を悪化させる原因に。体の中の余分な水分が重力で下に溜まることで、足の激しい浮腫みを引き起こしてしまうのです。
【陰陵泉】は、体内の水分代謝を促し、余分な「湿」を排出する(利水作用)のが得意なツボです。お腹の冷えや、消化不良の改善にも効果的です。6月の浮腫みは、体が「水を溜め込んでいるよ」というサイン。 毎日がんばってくれている足に、お灸や指圧でこのツボを刺激していたわってあげましょう。
<このような症状に>
下肢のむくみ
<ツボの場所>
スネの内側の骨際を膝に向かって指で沿わせると、膝のやや下で止まる陥凹部。
<ツボ押しのコツ>
ほどよい刺激を感じる程度の強さで、ゆっくり押してゆっくり離しましょう。 (6秒×5回程度)
<鍼灸についてはこちら>
(文/浦田舞子)
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