2024-07-01
前谷|ぜんこく
前谷(ぜんこく)
<7月に多いトラブル>
年々暑さが増してきている夏。日本の夏は太平洋高気圧に広く覆われ、高温多湿ながら晴天が持続することが特徴です。気温が高いと人は汗をかき、その気化熱で体温を下げ、36.5℃前後に保つことができます。しかし、湿度も高いため汗が蒸発しにくく、体に熱が籠もりがち。籠もった熱は、脳にも影響を与え、「オーバーヒート」してのぼせや倦怠感などにも繋がります。
このツボは体に籠もった熱を外に放熱するツボとされています。暑さにまだ体が慣れていないこの時期は、特に熱中症のリスクが高まります。皮膚がジメッとして、体に熱っぽさを感じたら、このツボを刺激してみましょう。
<このような症状に>
体に熱が籠もる、のぼせ、耳鳴り
<ツボの場所>
小指の付け根の関節の外側、指先寄りの陥凹部。
<ツボ押しのコツ>
ほどよい刺激を感じる程度の強さで、ゆっくり押してゆっくり離しましょう。 (6秒×5回程度)
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